できもの(いぼ・ほくろ・粉瘤・脂肪腫)

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当院のできもの(いぼ・ほくろ・粉瘤・脂肪腫)の診察は、保険診療、または自費診療での対応が可能です。

ほくろ(母斑細胞性母斑/ぼはんさいぼうせいぼはん)

褐色から黒色、ときに皮膚と同じ色の色素斑あるいは腫瘤で、ときに中に毛が生えていることがあります。

悪性黒色腫(メラノーマ)、基底細胞がんといった皮膚がんとしっかり区別することが大切であり、ダーモスコピーという拡大鏡を使って診察を行います。

良性と判断した場合でほくろによる見た目が気になる方は、局所麻酔をしてほくろを摘出し、縫合します。(保険診療)また、局所麻酔をしてCO2レーザーで削り取る場合もあります。(自費診療)

主な治療方法

外科的切除

手術後に線状の傷あとが残りますが、病理組織検査を行うことができます。

炭酸ガスレーザー(自費診療)

10,600nm波長の赤外線レーザーによる除去が可能です。
※レーザーで組織を削り取るため、病理組織検査を行うことができません。

脂漏性角化症(しろうせいかくかしょう/老人性のいぼ)

老化により生じるいぼであり、顔や頭、体幹などに生じます。

ダーモスコピーが診断に有用で、皮膚がんとしっかり区別することが大切です。

必ずしも治療が必要ではありませんが、見た目が気になる場合は凍結療法や外科的に切除もしくはCO2レーザーで削り取ります。皮膚がんの可能性がある場合は皮膚の一部を切り取って、病理組織学的に評価します。

主な治療方法

凍結療法

凍結療法を行います。

外科的切除

手術後に線状の傷あとが残りますが、病理組織検査を行うことができます。

炭酸ガスレーザー(自費診療)

10,600nm波長の赤外線レーザーによる除去が可能です。
※レーザーで組織を削り取るため、病理組織検査を行うことができません。

尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい/いぼ)

ヒト乳頭腫ウイルス(HPV)感染による表面がぎざぎざしたできものです。

凍結療法やヨクイニンの内服、塗り薬で治療することもあります。

主な治療方法

凍結療法

凍結療法を行います。

軟性線維腫(なんせいせんいしゅ/首いぼ)

首やわき、またによくできます。 患者さまから「ひっかかるからとってほしい」と言われることの多いできものです。

摘出を希望される方は局所麻酔下で茎を切除したり、凍結療法を行います。

主な治療方法

凍結療法

凍結療法を行います。

外科的切除

外科的切除を行います。

炭酸ガスレーザー(自費診療)

10,600nm波長の赤外線レーザーによる除去が可能です。
※レーザーで組織を削り取るため、病理組織検査を行うことができません。

粉瘤(ふんりゅう)

押し出すとおから状の内容物が出てきて、悪臭を伴います。患者さまから「しぼうのかたまりですか?」と聞かれることが多いできものです。

ばい菌感染により、赤く膿がたまっている場合は、まず局所麻酔下で切開して膿をだし、抗生剤を内服し、炎症を落ちつかせていきます。

しばらく処置のため毎日通院が必要です。炎症がひどくなく、摘出を希望される方は手術を行います。

主な治療方法

切開、排膿処置

切開、排膿処置を行います。

内服療法

内服療法を行います。

外科的切除

手術後に線状の傷あとが残りますが、病理組織検査を行うことができます。

脂肪腫(しぼうしゅ)

全身のどこにでもできる皮膚と同じ色をしたやわらかいできものです。皮膚の深くにできることもありますので、摘出を希望される方は適切な施設に紹介させて頂きます。

主な治療方法

外科的切除

手術後に線状の傷あとが残りますが、病理組織検査を行うことができます。

皮膚生検、腫瘍の摘出術の予約について

当院では皮膚生検、腫瘍の摘出術を平日の14:00-15:00に行っています。
診察時に次回の手術予約をおとりします。
初診日当日に手術を行うことはできませんのでご了承ください。

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