紫外線治療について
(光線療法)
保険診療施術の仕組み
アトピー性皮膚炎・尋常性乾癬・白斑(白なまず)・掌蹠膿疱症・円形脱毛症(保険適応外)などの皮膚疾患に有効とされています。
安全性が高く、これまでの外用・内服療法と組み合わせる事によって内服やステロイド外用の量を減らすことが期待できます。
出血や痛みがなく、非常に短時間での施術が可能です。
紫外線が持つ「免疫の働きを調整する作用」を利用した治療法です。
専用の機器を用いて皮膚症状に効果のある特定の波長(中波紫外線)を発生させ、皮膚に直接照射します。(※人体に有害なものではありません)
施術の流れ
- 施術前診察
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当日の体調や症状の確認を行います。
- 脱衣・着替え
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専用のゴーグルなどを装着していただきます。
- 施術
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施術時間は5分~15分で完了します。
- 帰宅
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術後の処置は特に必要ありません。
症例について
- 白班
- 乾癬
- 掌蹠膿疱症
施術後の処置について
- 施術当日~数日間は日焼けしやすい状態になるため、強い日光は避けるようにしてください。
よくあるご質問
- Q 紫外線療法の副作用はありますか?
- 施術当日~数時間は、肌のほてり、赤み、日焼けしやすい状態になります。また、従来の紫外線療法とは異なり、発がんリスクも非常に低い治療法ですのでご安心ください。
- Q 痛みはありますか?
- 痛みはありません。光線を照射している間は、肌にあたたかみを感じたりぽかぽかしたりする程度です。
- Q 光線過敏のある場合は?
- 残念ながら光線過敏のある方や、慢性光線性皮膚炎・多形日光疹・ポルフィリン症など、日光や光線に関する疾患のある方、また、特定の外用薬・内服薬をご利用中の患者さまには、安全のために施術をお断りさせていただきます。
- Q 施術するときの服装はありますか?
- 目を保護してもらうために、専用のゴーグルをご用意しています。特定の術着はございません。照射する部位にもよりますが、腕などの場合は袖をまくっていただき、全身に照射する場合には脱衣いただく必要がございます。(下着は着用)