いつも三木市さかい皮フ科クリニックを受診いただきありがとうございます。
今回は、夏のレーザー治療についてお伝えさせていただきます。
普段診療を行っていると、
「レーザー治療は夏は避けたほうがいいんですよね?」
「秋になって紫外線が弱まったらシミ・そばかすのレーザー治療を始めたいです」
といったご質問やお声をよく耳にします。
このような背景にはおそらく、
①日焼けした肌にはシミ・そばかすのレーザー治療、医療レーザー脱毛ができない
②レーザー治療後に紫外線を浴びるのはよくない
といった理由があるからではないでしょうか?
それぞれについて解説させていただきます。
①日焼けした肌にはシミ・そばかすのレーザー治療、医療レーザー脱毛ができない
についてですが、これは、季節に関係なく日焼けしている肌にはレーザー照射を行うことができません。
日焼けした肌は炎症を起こしている状態であり、メラニン色素も増加しているためレーザーの光が反応してしまうことで火傷のリスクが高まります。また、日焼けによって炎症を起こしている肌にレーザーを照射すると、激しい痛みを伴うことがあります。
②レーザー治療後の紫外線を浴びるのはよくない
についてですが、レーザー治療後のデリケートな部分に紫外線が当たると、通常のようにうまく新陳代謝が行われず、シミや色素沈着が起こってしまう可能性があります。
以上の理由から、「夏にレーザー治療を避けた方が良い」のではなく、「1年を通してレーザー治療後には紫外線を避けた方が良い」ということを意味しています。
さかい皮フ科クリニックでは、紫外線対策をしっかり行っていただくことを前提に、シミ・そばかすでお悩みの方や医療脱毛をご希望の方へ、夏場でもレーザー治療を行っています。
しかしながら、日常的に紫外線を浴びる状況にある以下のような方は、紫外線の強い夏の時期はレーザー治療を避けられたほうが良いです。
・昼間に長時間屋外で作業する
・釣りやマリンスポーツで頻繁に川や海に行く
・登山によく行く
シミ・そばかすのレーザー治療や医療脱毛に関してご不明な点やご質問がありましたら、三木市のさかい皮フ科クリニックへご相談ください。レーザー治療後のお肌におすすめの刺激の少ない日焼け止めもご紹介しています。
カウンセリングはコチラから
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