医療事務の求人【兵庫県三木市の皮膚科・美容皮膚科】

私は1979年に兵庫県多紀郡丹南町（現丹波篠山市）にて父親、両祖父が学校の先生という教育家系の一族の3人兄弟の長男として生まれました。 父親からは「noblesse oblige（高い社会的地位には義務が伴う）」という言葉を耳にたこができる位叩き込まれながら、厳しい躾の下で育ちました。 幼少期の父の教育はとにかく厳しく、幼心に辛かったことを覚えています。 今でも人生を振り返るとこの時期が一番苦しかったですが、今では厳しく躾をしてくれた父親には心から感謝しています。

幼い頃から私は体が弱く、地域のかかりつけの西崎先生（女医先生）にお世話になっており、その先生に憧れて医師を目指す様になりました。 父も私が医師になってほしかった様で、私が医師になりたいという夢をずっと応援してくれていました。

地元の丹南中学ではバレーボールに打ち込んでいましたが、弱小チームで地元の郡大会でいつも負けており、1度も丹有大会にすら出場すること無く、特に目立った成績を残すことなく引退しました。 生徒会活動にも参加するといった、割とマジメな学生生活を送っており、篠山鳳鳴高校理数科に入学。 この頃は周りにコンビニもなく、友人とバスケをしたり、体育祭や文化祭にのめり込むことができました。 今考えると田舎だったため特に誘惑も無く、何事にも集中して取り組むことができる有り難い環境でした。

大学は推薦で鳥取大学医学部を受験しましたがセンター試験に大失敗して不合格。 一浪して兵庫医科大学に何とか進学することができました。しかし・・・ 大学時代は今までのマジメな勉強生活からの反動か、髪をど派手な色に染め、パーマをかけ、チャラい学生生活を送り、軽音楽部ではバンドをかけもちしながら、ドラムを叩きまくっていました。

多分学外で会った人は、誰も私を医大生とは認識していなかったと思います・・・さすがにこのままではマズいと焦り、4年生から真面目に勉強を始め、なんとか医師国家試験に合格、大阪市西淀川区にある愛仁会千船病院で初期研修を行いました。 面倒見の良い指導医の先生のもと、ハードな研修の日々を送っておりましたが、内科外科を中心に多くの症例、当直を経験しました。この時代の研修が確実に今に活きています。 将来の専門科を決める際に、内科と外科的な要素があり、病理組織も見ることのできる皮膚科学の奥深さに魅力を感じ、学生時代に皮膚科学の成績が一番良かったという（単純な）理由で皮膚科医を志す様になりました。

初期研修後は神戸大学皮膚科学教室に入局し、地域の中核病院を中心に勤務し、重症疾患・手術・救急症例を数多く経験しました。とにかく色々な症例を診ることが楽しかったです。 皮膚科は内科、小児科、外科、整形外科などと関連し、他科の先生方と協力して治療することが多い科で他科の先生方と協力しながら患者さんが良くなっていくことがやりがいでした。あと皮膚科はどうしても数ある科の中で存在感が薄い様に当時の自分は感じており、他科の先生方に皮膚科を認めてもらいたいという想いが非常に強く、積極的に他科の先生と議論したり、交流しながら自己主張していた様に思います。

その後西脇病院、多可赤十字病院、加東市民病院といった北播磨地域の中核病院における皮膚科外来で多くの患者さんを診る中で、多職種の方々ともっと協力して診療をすれば更に効率良く、より多くの患者さんを診ることができるのではないかという不満が出てきました。 やはり同じ志を持つ仲間とチーム医療を確立しないと、多くの患者さんに満足度の高い医療を提供することはできないという想いが強くなり、2016年9月に北播磨地域の兵庫県三木市で開業することになりました。

開院当初から近くに競合が少ないという立地条件もあり、有り難い事に集患は苦労することなく多くの患者さんに来院頂いていました。

当初はオペレーションが確立していない中で多くの患者さんに来院頂いた為、お昼休憩が取れずに午後診療に突入したり、21：00過ぎまで外来をすることがあり、スタッフは疲弊してしまい開業当初のスタッフは6名中4名が辞めていきました・・・

多くのスタッフは辞めていき、残されたスタッフは疲弊しきっている・・・このままでは組織が崩壊してしまう。 何とかせねばと危機感を持ちながら、組織改革に着手し、診療効率化を進めていきました。

開院当初に作成した診療理念と行動指針を、開院して4年目に今のミッション、ビジョン、バリューに作り直しました。 私がなぜこの仕事をしているのか、何を目指すべきなのかと自分に問うた時、スタッフや当院に通院してくださる患者さん、当院に関わる取引業者さん、クリニックが幸せになれる「四方よし」の組織を創ることが私の目指すべき姿だと考え、ミッションは「関わる全ての人に幸せを。」としました。

ミッション・ビジョン・バリューを新たに制定し、スタッフにはクレドカードを常に携帯してもらい朝の朝礼で個人個人の考えをみんなで共有する事で、スタッフみんなが同じ方向を向いて仕事ができる様になり、 チームワークが明らかに良くなり、スタッフが辞めなくなっていきました。

当院は皮膚科を標榜していているので、ビジョンは北播磨地域の皮膚疾患で困っている人を0にしたいという想いを込めて、「No one suffers from skin diseases in the community」としました。

当院のvalueは、

です。

日々、治療法が進歩する中で、常に最新の情報をみんなで学び、アップデート、共有しなければ患者さんに喜んで頂ける最適な提案や医療を提供することはできません。当院は勉強会を定期的に開催し、クリニック見学やセミナーにスタッフも参加、登壇してもらい、常に最新情報の学びの場を提供しています。 また当院スタッフの中には「7つの習慣」の認定インストラクターが在籍しており、7つの習慣をみんなで勉強しながら、刃を研いでいます。当院スタッフの笑顔で明るい接遇を褒めてくださる患者さんが非常に多く、ファン患者さんが多いのが当院の特徴です。

「ありがとう」に溢れるクリニックにしたく、常に相手への感謝を忘れず、院長はじめ全スタッフが「ありがとう」を大切にしています。

今では働きやすい職場、人間関係が良くチームワーク抜群の職場と自信を持って言える様になりました。次に、なぜ今回医療事務の追加募集をすることになったのかを説明いたします。

当院は美容患者様の増加に伴い、今後美容医療の更なる拡大を行う予定です。またスタッフ数の増加に伴い、管理部門（事務局）を創設したく、更なるスタッフ募集を行っています。当院は非常に多くの患者さんが来院されますので、今頑張ってくれている医療事務スタッフの業務負担を軽減し、現場業務以外のこと（例えばマネージャー業務、マーケティングやSNS業務、財務業務など）にもチャレンジできる体制を確立していきたいと考えており、今回医療事務の追加募集を行っております。