伝染性膿痂疹(とびひ)
でんせんせいのうかしん
保険診療症状
夏に小さいお子さんによくおこります。顔や体、腕や足にみずぶくれやじゅくじゅくができます。かきむしるとじゅくじゅくが広がり、つぎつぎにうつります。黄色ブドウ球菌などの細菌が原因です。
主な治療方法
- 抗菌薬の内服・外用
- 原因菌に対して抗菌薬の内服、掻くと症状が悪化しますのでかゆみに対して抗アレルギー薬の内服、じゅくじゅくした病変に対しては抗菌薬を外用、湿疹のところにはステロイドを外用します。
生活上の注意点
石鹸で患部を洗い、シャワーで洗い流して、お薬を塗ってガーゼ保護します。治るまでは湯船に入らずシャワーにしましょう。また、爪は短く切りましょう。特に鼻の入り口には原因の細菌がたくさんいるので、鼻をいじらないようにしましょう。
よくあるご質問
- Q プールに入ってもいいですか?
- プールの水ではうつりませんが、プールの水に触れることで症状がひどくなったり、他の人にうつす恐れがあるので、プールや水泳は治るまでやめましょう。
- Q 学校は休まないといけないですか?
- 病変が広範囲の場合や熱があったり体調が悪い場合は、学校を休まないといけない場合もありますが、それ以外は患部を外用処置して、きちんとガーゼで覆ってあれば学校を休む必要はありません。